築地の場外市場を外国人にご案内 ~後編~

前回から、築地の場外市場を外国人に案内するときに必ず立ち止まるお店をご紹介しています。1つ目は「かつおぶし屋さん」。今回は2つ目です。

2つ目のスポットは「卵焼きのデモンストレーション」です。これは場外市場のメインストリートのちょうど真ん中あたりにあり、1つ100円で卵焼きを売るその真横で実演をしています。

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その軽快な手さばきに、多くの旅行者は釘づけに……。卵焼きで、外国人に色々なことが説明できます。まず、大きなボウルに入った卵液には、「ダシ」が入っていて、こんなところにも和食の基本「ダシ」が使われていること。

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次に、寿司のネタとして、昔は「通は、卵焼きで寿司屋のグレードを判断する」こともあったというエピソードも披露できます。

最後に、「お弁当」の定番食材であることを紹介します。「お弁当」はboxed lunchと訳されますが、今は、bentoとか、bento boxと言えば、ほとんどの外国人に通じるほど。家庭でつくる「お弁当」には、この卵焼きが必ず入っていて、家庭ごとにレシピが少しずつ違い、塩やしょうゆだけの甘味のないものから、砂糖がちょっと入った甘めの味付けの紹介まで、話題を広げることができます。

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ちなみに、場外市場を歩いていると、試食ができる店がさまざまあります。  どこのお店もフレンドリーで、最近は店先で数ピースのマグロの握りを売ったり、グリルで焼いたホタテのバター醤油焼き、ウニのせなど、食欲を刺激するようなおいしい香りでを旅行客を魅了する店があれよあれよと増えてきました。お漬物、佃煮、豆、さきいかなど、欧米人にとっては慣れない食材もあります。

こういうとき、果敢に挑戦しようというタイプと、No thank youでまったく手を出そうとしない人と、2タイプに分かれますが、見てて気持ちいいのは前者です。好きか嫌いかはともかく、まずは挑戦してみようという姿勢。自分も海外に行ったら、その好奇心を忘れずにいたいなと思います。

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築地の場外市場を外国人にご案内 ~前編~

今回は、一般客が誰でも自由に魚や海産物、野菜などを買うことのできる、築地場外市場のお話です。リラックスした雰囲気で活気もあり、外国人旅行者からは最近特に、場内より場外のほうが楽しいという声をよく聞きます。ここを外国人と歩くときに私が必ず足を止めて紹介するスポットが2つあります。 続きを読む

築地市場で外国人から必ず受ける質問は?

築地市場を外国人に案内するときに緊張することのひとつは、魚を指さして「これ、何?」と尋ねられるときです。魚の種類に詳しくなく、日本語でさえわからずに何度、Sorry I don’t know what it’s called in Englishと答えたことか。家に帰ってその日に聞かれた魚の英語を調べては覚えるの繰り返しです。まぐろ、ぶり、さば、鯛、さんま、あんこう…店頭に並ぶ魚の種類で、季節の変化を感じます。

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英語の r を発音するときは

Where are you from?は、外国人旅行者と世間話をするきっかけとして、格好の質問です。私は案内所に来る外国人に、統計のため毎回たずねます。ところが最初の頃、この簡単なフレーズがなかなか通じませんでした。道案内は問題なく会話していたのに、最後、この質問をすると、恥ずかしながら何度Sorry? と聞き返されたことか。それが今では、100%の確率で通じるようになったのは、rの発音で、あることを意識してからです。

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なぜ街にゴミ箱がないの?

なぜみんなマスクをしているの?」は、外国人旅行者とのウォーキングツアーで最もよく受ける質問のひとつですが、次によく聞かれるのが「どうして街にゴミ箱がないの?」。確かに、ヨーロッパを旅行したときの記憶では、街の広場や通りのそこかしこにゴミ箱があります。旅行中に何気なく撮った写真を見返すと、たまたまゴミ箱が映ったスナップ写真がたくさん見つかりました。それに比べ日本の街の通りにないのはどうしてか…。

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